魔法界からやってきた?!ハリーポッターシリーズに由来して名付けられた新種の生物たち

こんにちは。埼玉県ふじみ野市で活動している、こどもえいごクラブJacarandaです。

外出自粛で “マグル” (魔法使いではない人間)の学校は休校が続いていますね。こうなったら「ホグワーツ魔術学校」(ハリーポッターが魔法を学ぶ学校)へ入学しましょう!本を開けば、画面をつければ、そこはもう魔法の世界!

実は、最近、魔法界からやってきた(?)新種の生物が発見されたようなのです!これを知っていれば、小説や映画の面白さがますますUPしそう!

2020年に発見された新種のヘビは「サラザール」と命名

2020年4月、ハリーポッターファンを大興奮させるニュースが飛び込んできました。

インドで新種の毒蛇が発見され、研究チームがサラザールと命名したことを発表したのです。

サラザールとは、サラザール・スリザリンという魔法使いの名前で、ホグワーツ魔法魔術学校にある4つの寮のうちのひとつ「スリザリン」の創設者の名前です。

スリザリン寮のシンボルは「蛇」で、シンボルカラーは「緑」

ハリーのライバル、ドラコ・マルフォイが所属する寮で、高い能力と野心を持つ者が集まる一方「悪の道に落ちた魔法使いは皆スリザリンだった。」とも言われます。

そして、このたび発見された新種のヘビは、緑に輝く毒蛇で、まさにスリザリンそのものなのです!

新種のヘビ「サラザール」に関する記事はこちら(https://www.bbc.co.uk/newsround)

ハチの「ディメンター」&「ルシウス・マルフォイ」

ハリーポッターシリーズに由来して名付けられた生物は、実は、これが初めてではありません。

タイで発見されたハチは「ディメンター(吸魂鬼)」と呼ばれることになりました。

その理由は、このハチが、獲物となるゴキブリを刺して神経を麻痺させる行動が、ハリーポッターに登場するディメンターに似ていて、まるで魂を吸い取っているように見えるからなんですって!恐ろしい…!

ハチの「ディメンター」に関する記事はこちら(http://www.bbc.co.uk/newsbeat/article/)

また「ルシウス・マルフォイ」と名付けられたハチもいます。

ルシウスは、ドラコ・マルフォイの父親で、ハリーにとって最大の敵である闇の魔法使いヴォルデモート卿に仕えますが、最後は家族を守るため闇の世界から脱却します。

このことにちなんで「悪者のように思われるが益虫にもなり得るこのハチを、ルシウスが悪から離れ名声を取り戻したように、認めてほしい」と想いを込めて名付けられたそうです。なんだかドラマチック!

ハチの「ルシウス・マルフォイ」に関する記事はこちら(http://www.bbc.co.uk/newsbeat/article/)

クモの「アラゴグ」&「グリフィンドール」

ハリーポッターシリーズの蜘蛛と言えば「アクロマンチュラ」と呼ばれる巨大な魔法生物で、特に「アラゴグ」は、物語に欠かせない鍵を握る重要な存在となっています。

イランで発見された新種のクモは、夜間に動き回り、肉食で、その姿は毛むくじゃら。まさにアラゴグそのもの!…というわけで、そのままアラゴグと命名されました。

クモの「アラゴグ」に関する記事はこちら(https://edition.cnn.com/)

また、アラゴグが発見される前の年にも「グリフィンドール」と名付けられた新種のクモがインドで見つかっていました。

グリフィンドールは、ハリーが所属する寮の名前です。

ホグワーツに入学した生徒たちは「組分け帽子」によって、4つの寮のうちどこに入寮するかを組み分けられます。組分け帽子はもともと、グリフィンドールの創設者であるゴドリック・グリフィンドールが所有していました。

その組分け帽子にそっくりなクモが、なんとインドにいたのです。本当にトンガリ帽子の姿をしています!それで、組分け帽子の所有者の名前を得ることになったというわけなのです。

クモの「グリフィンドール」に関する記事はこちら(https://www.bbc.com/)

カニの「セブルス」

最後に紹介するのは、カニの「セブルス」です!

セブルス・スネイプはホグワーツの教授で、魔法薬学を教えています。

物語の中でも、最も謎に包まれ、秘密を隠している人物のひとりです。

グアム島沿岸で発見されたカニは、黄色っぽい乳白色で、死んだサンゴの欠片が積もった暗い海底に、ひっそり隠れて暮らしているそうです。

目撃情報が少なく、新種の生物だと判明するまで多くの時間を要するほど、秘密に満ちたこのカニは、スネイプ先生を思い出させ、セブルスと命名されました。

しかも「セブルス」の発見者の名前は、なんとハリーだったそうです!魔法のように隠された秘密生物を見つけた発見者・ハリーを讃える意味でも、この名がふさわしいと言われています。

カニの「セブルス」に関する記事はこちら(http://www.bbc.co.uk/newsbeat/)


ハリーポッターシリーズは、英語の勉強にもぴったりです!例えば、ハリーが覚える数々の魔法の呪文は、語源をたどると言葉の面白さを感じられますよ。

魔法の世界に行ってみたい!と思ったら、まずはこちらをチェックしてみてください。

魔法ワールド(ワーナーブラザーズ)

ハリーポッター&ファンタスティックビースト公式サイト

HARRY
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ASKA先生のレッスンの相棒、しろくまハリーの名前の由来もハリーポッターなんだよ。

こどもえいごクラブJacarandaのハリーにも会いに来てね!
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